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院長ブログ ~癒 vis medicatrix naturae~

2014年03月12日(水)

食事療法と漢方療法による犬の病気の治療報告13 腎臓病 

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名前:ランちゃん(仮)
犬種&年齢:シェルティ、13歳
腎機能の指標であるクレアチニンと血中尿素窒素が高く腎臓病と他院で診察。食事で治すために来院。その他の血液検査数値と触診の結果、腎臓血流量の減少による腎臓でのろ過機能が落ちていることが疑われた。肝臓に負担を与えないように蛋白、脂肪は控え食物繊維を含む食事献立にすると同時に、家庭で腎膀胱領域を良く温めて血流量を増やすよう指導。その後、ご家族の療法食のおかげで元気食欲ともに良好で推移している。

クレアチニン、尿素窒素は肝臓で蛋白が代謝されて作られます。身体に負担をかけずに筋肉になるようなお肉、とくに脂肪は全身のエネルギー源ですが、過剰にあると体液の流れを妨げますので低脂肪のお肉を選びます。食物繊維を増やすことで善玉菌を増やし、腸内環境改善⇒腸の消化吸収機能向上、そして温熱療法による腰部を温めることで腎臓に負担を与えずに機能を上げていくことで治療していきます。
高齢のワンちゃんの場合には特に食事と温熱療法による治療が奏功することが多いです。
腎臓の病気でお悩みの方はまず食事内容を見直してみることをお勧めいたします。