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院長ブログ ~癒 vis medicatrix naturae~

2014年03月20日(木)

食事療法と漢方療法による犬の病気の治療報告15 気管虚脱、誤嚥性肺炎、てんかん

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名前:チャッピーちゃん(仮)
犬種&年齢:ヨークシャーテリア、7歳
2013年から呼吸を苦しそうにしていることが多く他院で診察の結果、気管虚脱と診断。食物を誤飲することも多く誤嚥性肺炎をおこしたことあり。2012年からてんかん様発作あり。
診察の結果、皮膚、外耳ともに皮脂が多く、腰部に冷感。性格が繊細で食べる速度も早いとのことから、誤嚥予防として食事の与え方、また、高たんぱく高脂肪低繊維食であるため、野菜を加えるよう指導。

気管虚脱の症状が散歩中など非安静時に起きること、興奮しやすい性格であることから、交感神経優位な状況での発症し、これに気管周囲の水分の偏在が原因と推察しました。性格を変えることはできませんが、食事中のたんぱく質脂質を適量にすることである程度は性格を穏和にすることが可能です。野菜を与えることで血行が促進され、体液の流れも改善します。
食事療法で治療を開始し、その効果の程度によって漢方を適宜処方して治療していきます。