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院長ブログ ~癒 vis medicatrix naturae~

2014年03月22日(土)

食事療法と漢方療法による犬の病気の治療報告16 原因不明の嘔吐

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名前:らんらんちゃん(仮)
犬種&年齢:ミニチュアシュナウザー、2歳
2週間に1回程度胃液のみ嘔吐していたのが、3日に1回程度に増えた。他院で診察検査を受けたが原因が不明のため来院。ドライフードを1日3回与えており食欲旺盛。嘔吐後の沈鬱は認められない。ご飯を与える間隔は均等。吐しゃ物に未消化物は認められないこと、食欲旺盛なこと、与えているフードは高蛋白低繊維であることから胃酸分泌過多もしくは胃酸pHが高いことによると思われた。フード量を減らし、水煮野菜を足して経過観察をすることにした。

多くのドライフードは高蛋白低脂肪低繊維であることから内容物の胃内滞留時間は短く、胃酸分泌を促しpHも低くなりがちです。野菜などを与えると胃内滞留時間は延長、胃酸分泌は抑えられpHも低くはなりません。原因不明の嘔吐の場合には、ご飯を与える時間間隔と食事内容を工夫することで症状が治まることが多いです。