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院長ブログ ~癒 vis medicatrix naturae~

2014年02月12日(水)

食事療法と漢方療法による犬の病気の治療報告2  原因不明の頚部の痛み

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名前:月ちゃん(仮)
犬種&年齢:トイプードル、8か月、1.3kg
3か月前から散発的に頚部の痛み。3~4時間持続することもあり、その間は全身硬直、元気消失。
他院での診察結果は異状なしで、コンドロイチン含有サプリメントを処方される。飲んでいる日は痛みを感じない日があるものの、飲まないと毎日痛みを感じているとのこと。当院での診察の結果、腎領域に冷感、胃部に若干の膨満感が認められるものの、頚部に冷え等の異常は認められなかった。頚部ヘルニア等の骨関節疾患ではなく頚部筋肉の神経性拘縮による痛みを疑い、芍薬甘草湯を2週間処方。その後、症状はなく経過。

痛み感じる原因は様々あり、検査でわからないことも多々あります。月ちゃんも原因は不明でしたが、神経性の筋肉の痙攣による痛みを推測しました。芍薬甘草湯の芍薬と甘草のもつ筋弛緩作用、抗炎症作用が奏功したと考えられます。