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院長ブログ ~癒 vis medicatrix naturae~

2014年02月14日(金)

食事療法と漢方療法による犬の病気の治療報告4  関節炎

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名前:クラウンちゃん(仮)
犬種&年齢:ミニチュア・ダックス、11歳
2013年初頭から歩くのを嫌がり(前肢は曲がって戻らない)、毎朝痛がるため他院で診察。前後肢ともに関節炎と診断され、3~4日に1回鎮痛抗炎症剤を投薬。寒いと痛がるとのこと。診察の結果、泌尿生殖器領域に冷感あり、後肢の痛みについては血流不全による筋肉の痛みの可能性が大きいと推察された。血行促進と鎮痛抗炎症の漢方煎じ液と芍薬甘草湯を処方し、同時に体の血流改善する療法食を指導。
その後、朝に若干の痛がる様子を見せるが、その他の時間帯には痛みを感じることなく経過している。

高齢になってくると、尻尾の付け根から段々と上半身へ冷感が広がってきます。心臓から遠い部分(肢、下半身、皮膚)などは血流不全になりやすく、このために痛みを感じていることが多いです。血液を含めた体液の循環を元に戻す食事、適度な運動、必要に応じて鎮痛消炎治療を行うことで慢性の関節炎と上手に付き合っていくことができます。